腸内細菌叢(腸内フローラ)の
16S rRNA領域を増幅したPCR産物等を対象に、次世代シーケンサー(Miseq)を用いて塩基配列を取得します。得られた塩基配列を用いて16S rRNAデータベースに対する相関性検索を実施し、対象サンプル中の細菌分類群ごとの存在量を解析したデータを納品いたします。
●対象試料:ヒトの便検体
●納品物 :菌叢データ(属、種)
●納期 :検体受領後、約1.5か月
●解析領域 :v3-v4
●解析機種 :次世代シーケンサー(Miseq illumina社)
●ソフトウェア:DADA2
●データベース:RDP、Silva
受託検査の流れ
STEP
01
ご説明、お申込み
初めに詳細な説明やヒアリングを行うお打ち合わせ等を実施後、お申し込みいただきます。
STEP
02
便検体採取・輸送
指定の採便ブラシによる便検体を採取していただき、当社の研究所へご送付いただきます。
STEP
03
16S rRNA解析
当社にて検査・解析。厳しい品質管理基準で高精度な解析を実施いたします。
STEP
04
データ納品
全ての検体が当社の研究所に到着してから約1か月半後に菌叢データを納品させていただきます。
菌叢データについて様々な手法でのデータ解析を実施することが可能です。
また、当社が保有している日本人約20,000人のデータとの比較解析にも対応いたします。
●データ解析の例
・基本統計量(平均値、中央値、最大値、最小値、四分位など)
・多様性解析:α多様性/β多様性
・各種検定(t検定、ウィルコクソンの符号順位検定など)
ご要望にあわせ、研究デザインのご提案から、結果の考察・報告書の作成まで実施いたします。
介入試験や文献調査のご依頼も可能です。
●ご依頼の例
・自社製品を摂取したときの腸内細菌叢の変化を知りたい
・商品Aと商品Bのどちらが腸内細菌叢を好ましく変化させるのか知りたい
・食品の機能性を示すような試験を提案して欲しい
・食品成分と腸内細菌叢の関係性について文献情報をまとめて欲しい
再現性のある解析方法で作成した
精度の高いデータをお返しします
PCRに用いる鋳型DNA濃度が最適化されていない場合は、PCRバイアスが大きくなります。同一検体由来のPCR産物を3連で解析した例では、PCRバイアスが大きい場合には菌叢データにばらつきが生じます。再現性のない解析方法により得られたデータを用いて研究を行うと解釈に誤りが生じてしまう可能性があります。
当社は鋳型DNA濃度の最適化などによりPCRバイアスを抑えた再現性のある解析方法を確立しており、精度の高いデータをお返しいたします。
\当社では以下の対応を徹底しており、高品質なデータ提供が可能です/
CONTACT
\下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください/
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
© 2020 Symbiosis Solutions Inc.